レンタカーより割安で
ローンにも縛られない

 クルマを借りる手順はこうだ。まずWEBサイトで自分の希望するクルマを検索し、必要事項を記入して予約をする。事務局より必要書類キットが送られてくるので書類に記入後返送。ノレル側が審査を行い、同時に提携している整備工場や行政書士、保険会社が、車両の名義変更、保険の登録などの手続きを行う。その後、全国550ヵ所にあるガリバー系列店に車両が送られ、ユーザーは店頭で受け取ることができる。支払いはクレジットカードでOKだ。

 では、この定額制サービス、従来のレンタカーとどう違うのか?

 例えば、レンタカーサービスで250万円のクルマを6時間借りると、約1万円が相場だ。月に10回借りれば、10万円の出費。レンタカーは最短15分から使えて便利だが、その分、コストがかかる。クルマを購入する場合は、250万円を60回払いにすると、月に4万5000円の負担。加えて車検や保険料、自動車税などがかかる。NORELの場合は、250万円のクルマの場合、月額5万9800円のプランとなる(車検、保険、自動車税など込み)。

「NORELは、クルマというより“クルマとの自由なつきあい方”を提供するサービスです。クルマを所有すると、ローンで少なくとも5年から10年は縛られます。一括購入だと高額な出費を負担しなければなりません。しかし、弊社のサービスでは月に数万円のコストで済みますし、気に入らなければ90日後には乗り換えの予約ができます」(NORELを運営する株式会社IDOMの許直人さん、以下同)

 どんなユーザーが多いかというと、まずはビジネスでの利用者だ。期限が決まっている長期出張や単身赴任者が多い。1年だけクルマが必要といった場合は、カーリースやレンタカーより得である。また個人事業者の場合、会計上、クルマが固定資産と見なされないため、税金面でも有利となる。起業したばかりで、まとまった資金のない事業主にもメリットは大きい。