新型LEXUS LSのガソリン版はドイツ車に負けない楽しさだシートをはじめスポーティな仕立てのF SPORT

 室内はオリジナリティが高い。日本のクラフツマンシップを意識したという仕上げが各所に採用され、多少の好き嫌いはあるだろうが、新型LSの個性となっている。

 運転支援システムを含めた安全装備も充実。レーダークルーズコントロールとレーンキープアシストの連繋もよくとれている。障害物があったとき操舵まで含めて衝突を回避するアダプティブ操舵支援も備わっている。

 グループとしてトヨタ自動車が自動運転に対してどのような未来図を描いているか、いまひとつはっきりしないのだが、技術のみをドイツの競合と比較すると比肩しうるレベルだ。

新型LEXUS LSのガソリン版はドイツ車に負けない楽しさだ9.5インチのゴルフバッグを4個収納できるという荷室

 LS500のラインナップは装備が簡略化されたスタンダードモデル(980万円~)にはじまり、I package(1042万円から)、F SPORT(1200万円~)、version L(1320万円~)、そしてEXECUTIVE(1500万円~)。すべてのモデルに後輪駆動とAWD(総輪駆動)が設定されている。

 エンジン排気量を軸にライバルを探すと、メルセデス・ベンツは3リッターV6のS400(1140万円)を、 BMWは3リッター直列6気筒の740i(1093万円)をラインナップに持つ。アウディの新型A8も日本導入がまもなくとか。

 印象としてはLS500はスポーティに振っていて、元気さで際立つ。ドアの開閉にはじまり各種スイッチ類の操作感や音など感覚的な部分で負けていないと感じた。