これは異なる価値観を持つ両者の間で、どちらか一方がもう片方の価値観に合わせた例だが、仕事の現場なら、それぞれの違いを認め、考慮した上で、相手に合わせるのではなく共存・共栄することが重要だ。そして、仕事の目的を共有し合ったら、1人だけがヒーローとなるのではなく、ワンチームでヒーローになって輝くことが求められる。

1人だけ活躍するのではなく
皆で輝くのが「グローバルの仕事」

「すべての仕事を3分で終わらせる~外資系リーゼントマネジャーの仕事圧縮術」
岡田兵吾著
定価:本体1400円+税
発売:ダイヤモンド社

 日本人だけとは言わないが、日本人は同一民族であっても、自分と他人を比較することが多いと思われる。自分だけが目立って成功することを考えるのではなく、各々がユニークに輝ける方法に、もっとこだわってみてはどうだろうか。そうすることで、あなた自身ばかりかあなたの周囲も輝き出し、互いに成長を助け合えるはずだ。

 シンガポールの小学校では「Everyone is special in their own way」(誰もが、それぞれ異なる魅力がある特別な存在である)と教えている。グローバル社会では、この言葉を基礎としているからこそ、異なるバックグランドの人たちが集まり、ダイバーシティの環境で仕事をし、ビジネスシーンを変えるようなイノベーションが生み出され続けているのだ。

 日本人は、「働き方改革」で個人主義、成果主義が浸透して職場が混乱するといったネガティブな意見に振り回されることなく、ビジネスは変化することで好転することも多いと前向きに捉えて欲しい。そして誰もが特別であることを理解する一方、これまで以上にワンチームで輝けるよう、周囲を巻き込み、ビジネスの可能性を最大化させることを願っている。

 STAY GOLD!

(マイクロソフト シンガポール シニアマネジャー 岡田兵吾)