次々と新店がオープンするラーメン業界はまさに戦国。もはやおいしいのは当然。見た目のインパクトにも工夫を凝らしたラーメンが人気だ。
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■吉法師
鶏清湯 青900円
「とりちんたん」と読む。ターコイズカラーのスープは見た目のインパクトはもちろん、飲めば2度目の衝撃がある。濃厚な鶏の香りに襲われるのだ。「見た目も味のうちなら、とにかくきれいなラーメンを作りたかった」と店主の小泉貴央さん。鶏白湯スープに鶏挽き肉を加え強火で煮込む「掃湯」の技法を用いているが、色については秘密。ほかにも黄色く輝く「鶏白湯 塩」(800円)など、鮮やかな色彩のラーメンを提供。
住所:東京都墨田区吾妻橋3‐1‐17 吾妻橋ハイム101/営業時間:11:30~15:00、18:00~22:00/定休日:水
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■鮎ラーメン
鮎●(まるごと)ラーメン(●=○の中にカタカナのゴト)1000円
岐阜の鮎のおいしさを知ってもらいたいと2002年にオープン。捕れた鮎を現地で一夜干しして取り寄せ、注文を受けてから焼き立てを麺にのせて提供する。「出汁も鮎から取っているので、うまみのすべてを味わえます」(店主の斎藤敬さん)。鮎の脂が浮かぶ澄んだスープが黄金色に輝き、細麺に絡み、艶やかな色香を放つ。鮎焼おにぎり(200円)との相性もバツグン。
住所:東京都世田谷区玉川3‐15‐12 玉川3丁目マンション102/営業時間:11:30~14:00(10~4月しょうがそば、5~9月鮎涼ラーメンのみ)、18:00~翌1:00(いずれの時間も売り切れ次第終了)/定休日:不定
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■ラーメン万福
牛乳ラーメン600円
高円寺ルック商店街に店を構えて38年。創業当時からの看板メニューは、福田孝志さん(75)の「ひらめき」から誕生した。もともと牛乳好きという福田さんが豚骨ラーメンに合わせてみたのがきっかけ。牛乳の味の強さはどこへやら、すっとスープに馴染み、まろやかな味わいへと変化している。中華麺との相性もぴったり。夫婦だけで店を切り盛りし、毎日2回通う常連もいるほど地元に愛されている。
住所:東京都杉並区高円寺南3‐23‐19/営業時間:11:40~14:30、17:30~L.O.22:00/定休日:水、第3木