美人やイケメンは面接採用されやすく、仕事でも評価を受けやすいという話があるが、これは顔に限った話ではない。いつも背筋を伸ばしている人や、体を鍛えている人、身ぎれいな人も、人は「凛として美しい」という印象を周囲に与える。

 凛とした美しさはそれだけで「ワンランク上の雰囲気」を醸し出す。顔や体は一朝一夕で変えられないが、身なりを整え、背筋をスッと伸ばすだけで、人はあなたに対して「高い評価を受けるべき人」だという雰囲気を感じるのだ。

 かく言う筆者もマイクロソフトシンガポールで働き始めたばかりの頃、評価されないことに苦しんでいた。拙著『すべての仕事を3分で終わらせる 外資系リーゼントマネジャーの仕事圧縮術』では、その原因として「自分の担当する仕事しか認識していなかった」「昇進を決める大ボスに評価されるための社内情報を知らなかった」と述べた。

 ただ、黒TシャツにGパンというダラッとした服装も原因の1つだったかもしれない(ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズを意識した服装だったのだが)。見た目の重要さに気づいてからは、服装が自由な社内であっても、ビジネス・カジュアルで通勤している。そう言えば、社内アワードを取り始めたのも服装を変えてからだ。たかが服装、されど服装。皆さんは、Gパン通勤するような遠回りをすることなく、身なりを整え、背筋を正して、凛とした美しさを持って「自信満々」さをアピールしてほしい。

ちょっとした気遣いで
みるみる評価される

 筆者の連載バックナンバーを読まれた人はご存じかと思うが、筆者はかつて「1年2ヵ月も売上ゼロ」のダメ営業マンであった。またマイクロソフトに転職したばかりの頃も、アジアを代表する立場でありながら、全世界のグローバルメンバーたちとの電話会議で発言ゼロという「地蔵ダメ男」でもあった。