「すべての仕事を3分で終わらせる~外資系リーゼントマネジャーの仕事圧縮術」
岡田兵吾著
定価:本体1400円+税
発売:ダイヤモンド社

 そんな時代も今では笑い話となっているが、ネガティブさに囚われて落ち込んでばかりのときは、仕事がスムーズに進まず、新たな失敗をしてまた落ち込むという「バッドループ」に陥ってしまっていた。しかし、どん底まで落ち込むと「もうどうでもいいや」と、肩の荷が下りた気分になるものだ。そこで割り切って、笑顔でポジティブに仕事を進めている「ふり」をしたところ、その後本当に仕事が上手く回り始めたのだ。

 見た目から入って、仕事の中身が後から付いてくるということもある。もちろん、全てがそれほど単純にはいかないが、長い社会人生活で幾度となく訪れる「壁」を打破する手段の1つとして、実践してもらえたら嬉しい。
 
 誰しも常に絶頂にあるわけではなく、谷底に深く落ちて自信をなくすこともある。実績のない若手ほど“谷底”に落ちたときの状況を「自身の評価」に重ね、低い自己評価に縛られ続ける傾向があるように思える。現状はただの現状でしかないこと、悪い状況は必ず変化することを、頭の片隅に留めておいてほしい。

前向きな印象コントロールは
全然セコくない!

 もう一度言おう。「見かけの印象」を良くすることは、自分を変えるきっかけになる。中身も伴うことが大前提ではあるが、「人からどう見られているか」という意識から始まることもあるのだ。ちょっとした気遣いにより、仕事の「評価ボーナス」を手に入れることがきるなら、それは大きな価値があることだ。

 前向きに「印象」をコントロールすることはセコイことではない。会社で「仕事ができる」評価を勝ち取り、ビジネスを謳歌し、ひいては人生を謳歌することを願う。

 STAY GOLD!

(マイクロソフト シンガポール シニアマネジャー 岡田兵吾)