普段、あまり目にすることのない数字やデータに光を当てて多角的に分析、ビジネスパーソンにとっておきの「お役立ち情報」をご紹介する『ダイヤモンドDATAラボ』。今回からは『別冊週刊ダイヤモンド2018年1月14日号 伸びる街&地域活力ランキング』から、「伸びる街ランキング中京編」をお届けする。
中京圏は「市区」より
「町」の方が元気
中京圏の「伸びる街ランキング」は首都圏や関西圏と顕著に異なる点がある。
2位の朝日町、3位阿久比(あぐい)町、5位幸田町、6位岐南町、8位大治(おおはる)町、9位豊山町、10位大口町など、上位は「町」だらけなのだ。市区は1位の長久手市と4位の名古屋市中区のみだ。
大規模な市に比べて、人口1万〜3万程度なので増加率が大きく出るとはいえ、平成の大合併の波にもあらがって、尾張にはやたらと小さな町や市が残っている。
それでは、人口減少時代を迎えた日本の将来を見据え、中京圏でどの自治体が今後伸びるのだろうか。「伸びる街ランキング中京編」を作成してみた。
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