幸運の流れに乗る方法
タイチ「ところどころ大城さまの言っていることがわからなかったんだよ。どうして生まれた目的を知ると運がよくなるのさ」
おじい「簡単に言うと、自分を知ると運のある場所に行ける。
運の流れに乗ると、どんどん勢いが増すということだ」
タイチ「その運のある場所を引き寄せるために、人は神さまに祈ったりするんだろうね」
おじい「違うな」
タイチ「えっ? じゃあ、どうすれば、運の流れに乗れるの?」
おじい「自分の人生を生きることだ。運がある場所とは、自分の人生軌道の上にある」
タイチ「自分の人生軌道? となると、ボクは自分の軌道から外れているから運が開けないということか。大城さまが伝えたかった運に乗るって、そういうことなんだね。
じゃあ、もしかして、今のまま神社を参拝しているだけでは運には乗れないってこと?」
おじい「無理だな」
また自分が大切にしている価値観を全否定されたよ。これで何度目だよ……。
おじい「とはいえ、神社でもお墓参りでも、ご先祖さまから受け継いだことを意識して、拝んだりお祈りしたほうがいい」
タイチ「それ、大城さまも言っていたよ。精神性の継承が大切って」
おじい「神社での一番強力な祈願は、『私を使ってください』だ」
タイチ「ボクの場合、理想が見つからないんだけど、それでいいかな?」
おじい「だとしたら、『私の使命を教えてください』という意思表示をすればいい。
そうすれば、神さまはタイチにとって必要な展開を用意してくれる」