スキル勝負の世界に
学歴は必要なのか
娘さんは本気のようですね。
学歴社会にきっぱり背を向けて自分の興味にまっしぐら、といった元気な受験生は、男子よりも女子に増えている感じがします。
それはそれで頼もしいことです。当人が、自分の選んだ進路のリスクを認識しているのなら、専門学校もアリかもしれません。
とりあえずやってみないことには先に進めない。
人生にはそういう分岐点もあるかと思います。
娘さんには、あらためて以下の話だけきちんとお伝えください。
映像や美術、文芸といった、いわゆるクリエイティブ系の職業は実力社会です。自分で切り拓いていく仕事です。
教育機関で教えてもらえるようなスキルで勝負できるほど、甘い世界ではありません。そういった意味では、大学の関連学部に入ろうが、専門学校に進もうが、同じことだ、と。