現実を教えるか、夢を応援するか。
親として進めるべきなのは?
こうした話に、いささかでも躊躇するところがあるようでしたら、「どうせ同じなら、大学だって現実的だ」と、専門学校との併願を進めてみる手もあるでしょう。
少ないながら、映像技術を扱う大学もあります。正式カリキュラムでは扱わなくても、プロを幾人も輩出した課外サークル活動で知られる大学もあります。また、テレビ局など映像方面の「マスコミ」就職を考える場合は、高偏差値大学の卒業が必要最低条件です。
以上の程度のことも調べぬまま「夢」ばかり見ている娘さんだったならば、親御さんはより頑固に反対なさってもかまいません。
本連載では、受験生を持つおうちの方へ、というテーマでさまざまな「心得」をご紹介してきました。しかし、最初に申し上げた通り、受験や人生についての考え方は親によってさまざまです。
受験生の親として「正しい姿勢」はひとつに決められるものではありません。ここで紹介してきたことは、「正しい姿勢」を目指すためのヒントにしていただければ幸いです。
そして、わが子の志望校がいったいどんな学校なのか、その実態を『大学図鑑!2013』で覗いてみてください。巷の大学パフレットや広告ではわからないリアルな生声を満載しています。『大学図鑑!』をお子さんにプレゼントされた、という親御さんもたくさんいらっしゃるようです。親子の対話のネタ、にしてみてはいかがでしょうか。
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親子で読む!有名大学79校のコレが実態だ
反響の声続々!
「学校説明会に10校行くより有意義だ」(早稲田大学政治経済学部3年)
「学生目線、大学外から見た実像とほぼ当たっており、参考になった」(大学教員)
校風や、周りの学生になじめず、学校から足が遠のく学生は多い。入る前からわかっていれば、そんな間違った選択はしなかっただろう。しかし学校案内やパン フレットには、先輩たちのバラ色の学生生活が紹介されている。でもホンネは?
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