お父さん的ポジションで
喝を入れてくれる「五黄」マインド

 そして池上さんの一番の魅力は、「ガイアの五黄」として“お父さん的”なものの見方ととらえ方で、私たちに何かを気づかせようとしているところです。
 あるテレビでの場面でこんなことがありました。
 コメンテーターの芸人さんがこう言ったのです。

「池上さんの意見を教えてください。私はそれを支持するから」

 これに池上さんは、

「自分の意見を持ってください」
「自分の考えを持ってください」

 と繰り返します。
 そして真剣な眼差しでこんな内容のことを言っていました。

「人の意見や考え方に安易に迎合するのではなく、まずは自分の考えを持って、その考えを人に伝えること、それが民主主義の大事なところなんですよ」と。

「ガイアの五黄」として大局的なモノの見方で、いつも物事の本質に気づかせようとしてくれている池上さん。

 池上さんは、“ぼ~っと生きている”私たちに、ガツンと刺激を与えてくれている知のイノベーターです。
 あなたは、池上さんから何を受け取りましたか?

中野 博(Hiroshi Nakano)
信和義塾大學校創設者兼塾長、経営コンサルタント
早稲田大学商学部卒業。ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院ブランディング実践講座エグゼグティブコースを修める。ハーバードビジネススクールでは経営学を学ぶ(いずれも短期集中型の経営者クラス)。1992年、地球サミットに国連認定ジャーナリストとして参加したことを契機に環境ジャーナリストとして活動。1997年の地球温暖化防止京都会議を機に、株式会社エコライフ研究所設立。環境ジャーナリストとしての取材・分析力と経営コンサルタントとしての提案力をベースに、800社以上を環境ビジネスに参入させ成果を挙げる。その傍ら、住宅、環境を軸にした本を多数出版(本書が30冊目)。講演依頼も多く、国内外で2000回以上の実績。2005年、教育研修会社の株式会社ゴクーを設立。1万人のサンプリングを体系化した『9code(ナインコード)』をもとに、信和義塾大學校で指導にあたるほか、企業や各種組織で『9code』を利用したコンサルティングや人材活用研修も多い。現在、信和義塾大學校は、世界6ヵ国20都市以上にあり、塾生は700名超。