ひらがなは、つながりをマスターする

 ひらがな習得のコツは、文字のつながりを覚えることです。直線的な字になったり、子どもっぽい字になったりするのは、書き順の中にある「つながり」を意識していないためです。

 下の見本をご覧ください。

「お」や「た」の中にあるピンク色の点々。この位置を覚えれば、とてもバランスがよくきれいなひらがなが書けるようになります。

 ポイントは、なぞり書きをするのではなく、点に沿って、点々、点々とペンを動かしながら、書いてみることです。全部のひらがなのつながりなんて、覚えられないよ、と思うかもしれませんが、大丈夫。何度か練習するだけでも、手がよいバランスを覚えてくれるので、誰でもすぐに上達します。

 この方法は、私のペン字教室では大好評で、いまいち、ひらがなが上達しないと悩んでいた人でも、あっというまに上達します。

手書きの一筆箋で印象をよく

 字がきれいになるポイントをマスターしたら、社内のちょっとした連絡事項やお礼の言葉を一筆箋で書いてみましょう。それだけで、あなた自身の印象もアップするはずです。一筆箋に書く内容は、どんなことでも構いません。手紙のような決まった形式もありません。

 例えば手本のように、借りていた資料をお返しする際に、お礼の言葉として添えてもいいでしょう。短い文章で自分が伝えたいことを伝える。それが何よりも大切なことなのです。

 あなたもこれを機会に、美文字にチャレンジしてはいかがでしょうか。

(ペン字講師 萩原季実子)