感震ブレーカー
画像提供:あんどうりす

一昨日の大阪北部地震で火災が発生しました。地震発生時の電気火災や通電火災には気をつけたいものです。そこで今回は、地震発生時の電気火災対策「感震ブレーカー」の取り付けに関して、アウトドア流防災ガイド・あんどうりすさんが解説します。

 23年前の阪神・淡路大震災では、電気火災や通電火災が話題になりました。

 それまで「地震だ。火を消せ」とずっと言われていましたよね。1923年の関東大震災では、発生時間が11時58分時でした。ちょうど昼食時間。そのままになったかまどの火で火事が多数発生したことから、ことさら「火を消せ」が強調されるようになりました。

 でも最近は、「地震だ。まず身の安全を」に変わりました。揺れている最中は何もできないという知見がやっと広がってきたからです。これについて神戸市のHPでは、大きな揺れを体験した都市だけあって、とても具体的に書かれています。

“地震が発生した時にまず行うべきことは、火災を食い止めることではありません。まずは、自らのいのちを最優先に考えた行動をとることです。例え火災が発生しようとも、自らを危険にさらしてまで、火災を防ぐ行動をとる必要はありません。

大きな揺れの際(主要動時)の消火や火を始末しようとする行動は、火傷を負うことや、もっと深刻な事態を引き起こすことにも繋がりかねません。目前に火があり、消火器などの有効な手段によって簡単に消火が可能な場合に限り、小さい揺れのうち(初期微動時)に火の始末をするようにしてください。

また、都市ガスやLPガスには、現在は震度5弱以上の揺れでガスを遮断する装置が必ず設置されていますので、心配する必要はありません“

神戸市HP http://www.city.kobe.lg.jp/safety/fire/information/anzen/201105.htmlより引用)