WEBマーケティング総合研究所は、中小企業のホームページづくりを支援している。その特長は、低価格で高い効果をもたらすノウハウにある。すでに多くの成功事例があり、ユーザー企業数は約3000社に達した。

 ホームページを業績向上に結び付けたいと考えている中小企業に対して、WEBマーケティング総合研究所(WEB総研)はさまざまなノウハウを提供している。

 「私たちが目指すのは、『日本で一番親切なIT企業』。ホームページ作成ツールと、売り上げ向上のためのノウハウをまとめて安価で提供しています」と語るのは、吉本俊宏・同社社長だ。

WEBマーケティング総合研究所  吉本俊宏社長
WEBマーケティング総合研究所
吉本俊宏社長

 同社のビジネスブログサービス「ブログdeホームページ」。低価格のカギはレディメイドにある。デザインなどのひな型のなかから、ユーザーは気に入ったものを選んだうえで文字や写真を流し込むだけ。簡単な操作でホームページの更新もできる。

 「中小企業がホームページを制作する際、50万円とか70万円の費用がかかるのが普通。当社は既製服と同じ仕組みで低価格を実現しました」(吉本氏)

 サービスにはいくつかの種類があり、最も低価格のものは初期費用4万9,800円・月額費用4,900円(税別)。ユーザーには、売り上げ増につながる各種ノウハウが提供される。同社のサービスを利用したある工務店は、ホームページで集客して住宅11棟を販売したという。

ITを活用すればもっと元気になる中小企業

 WEB総研が提唱しているのは、ネット販売ではなく、ネットによる集客である。

 「リアルなビジネスをしてきた会社なら、ホームページを集客手段と考えるべき。つまり、顧客に店頭や営業マンの前まで来てもらうための道具。集客に成功すれば、営業効率は大きく向上します」と吉本氏は説明する。

 先の工務店など多くの中小企業が、同社の勧める手法で成果を上げている。

 成功事例が知られるにつれてユーザーも増え、現在は約3,000社に達している。