本来、こうした事態に対応するためにお金をコツコツ貯めることが基本です。ですが、お金持ちになっていたはずなのに、それを忘れて欲求のままに使ってしまい、気がついたら破綻寸前といったこともあります。

お金の使い方を改めないと
老後破綻まっしぐらにも

 これが老後間際だと、「老後破綻」「老後貧乏」まっしぐらです。人生最後の時期に、年金だけでは暮らすことができず、生活保護を受けて暮らすという惨めな状況にすらなり得るのです。

 私は本を書いたりしているので、印税として一時的に多額のお金が入ることがあります。ただ、こういった人たちをたくさん見ているので、そのお金を気楽に使うことはできません。

 結果、税金をたくさん払うことになってしまうのですが、それでもムダ遣いなどせず、しっかりと自制した「賢い」人生を送ろうと心掛けています。多額のお金を手にしたことで人生を狂わされたたくさんの人たちを見て、必然的にそうなってしまったのですが……。

 昨今、周辺のフィナンシャルプランナーなどに話を聞くと、相続に関する相談が急増していると言います。読者の方々の中にも、相続で大きな資産を手にした方も少なくないかもしれません。もし、そうなったらくれぐれも冷静にお金の使い方を考えてみてください。

(家計再生コンサルタント 横山光昭)