それに対して、大阪北部地震や西日本豪雨における各企業の対応の遅さには、筆者は怒りさえ覚えた。筆者は関西出身で、親・親戚・友人など多くの身内も関西に住んでいるのだが、「ほとんどの会社は『とりあえず出社できる人は出社して待機』という対応であった」と聞いている。

 無理に会社に向かった道中、電車が止まり立ち往生したという友人もいた。駅のホームが人で溢れ返っていたというニュース報道からも、同様のケースの人が多くいたことがうかがえる。

 こうした命に関わるようなケースはもちろん、「猛暑日」も熱中症などで病院への搬送者が出る以上、常日頃から注意は欠かせない。ビジネスパーソンにとては、「生産性が落ちる」どころか「外出が危険な日」さえ、実際にはあるものだ。

「我慢」「忍耐」だけでは
もうビジネスパーソンはもたない

「すべての仕事を3分で終わらせる~外資系リーゼントマネジャーの仕事圧縮術」
岡田兵吾著
定価:本体1400円+税
発売:ダイヤモンド社

 日本は「我慢」「忍耐」が美徳とされる国なので、周囲の雰囲気に疑問を持たずに従う人が多いが、声を上げないと「何が問題点か」を気づいてさえもらえないこともある。

 英語の諺にこんなものがある。 

「If you’re not part of the solution, you’re part of the problem.(解決策の一端を担わないなら、あなたも問題の一部だ)」

 疑問に感じていることを甘んじて受けてはならない。足もとで起きていることは、そのままにしておくと次も繰り返される。喉元過ぎて熱さを忘れてはいけない。面倒臭くても変えていくべきなのだ。

 会社側が重い腰を上げるには時間がかかるが、それまでは「仕事圧縮術」を活用して、暑い夏を残業ゼロで、そして何より健康第一で乗り越えていただきたいと思う。

 STAY GOLD!

(マイクロソフト シンガポール シニアマネジャー 岡田兵吾)