東京・神奈川で展開するまいばすけっとは、コンビニではないが都市型小規模食品スーパーマーケットという立ち位置の展開で、オフィス街でも小型の店舗を見かけることもある。当然、イオングループのPBであるトップバリュを扱っており、このPBブランドのペットボトル飲料は侮れない安さなのだ。

 麦茶や烏龍茶は500mLで55円。流通PBとしては最安レベルといえるだろう。ただし、メーカー系飲料については80円台と、ドラッグストアよりは若干高め。「ブランドにこだわらずにお茶を買いたい」というならまいばすけっと、「分量をたっぷり飲みたい」というのならドラッグストアに軍配が上がる。

 イオンのPBドリンクが安いというなら、スーパーの売り場も確かめてみよう。筆者のイメージでは、スーパーの価格はかなりドラッグストアに追い上げられているはずだが、現場はどうか。せっかくならイオンとイトーヨーカドーという、国内2大流通グループのペットボトル飲料売り場を覗いてみることにした。

 まず、価格で優位だったのはやはりイオンのトップバリュ。500mL麦茶は1本48円と50円を切る価格を付けていた。それに対し、イトーヨーカドーのセブンプレミアムは78円、ただし、600mLのたっぷりサイズ。メーカー品は両スーパーともドラッグストアと同等に70~80円台だ。

 しかし、スーパーの主戦場は500mLや600mLではない。2L入りペットボトルの熾烈な戦いがそこにあったのだ。家庭の冷蔵庫入りを目指す2L麦茶は、イオンPBが91円、イトーヨーカドーPBが98円。最初に取り上げたコンビニの価格程度で、大容量2Lサイズが買えてしまうことになる。麦茶に日本のスーパーの意地を見た、というところだろうか。