ワンタンを食べ終わった私は、すぐ近くにある『本格熊猫』(ホンカクパンダ)をのぞいてみた。早稲田松竹という古くからある映画館の近くにある四川料理店だ。店内には入らなかったが、ごく一般的な四川料理のメニューが食べられる模様。パンダの雑貨も置いてある。

 次に『張亮麻辣湯』(ジャンリャンマーラータン)という看板を見つけた。ここはラーメンの店だ。ベースとなる湯底(スープ)と麺で330円。スープは激辛から小辛まで選べて、トッピングは1品99円。シイタケや野菜などの具材を選んで、自分なりにラーメンを完成できる。好きな具材を3品選べば合計で627円のラーメンが出来上がりだ。具材はもっと増やすこともできる。

 日本語も書いてあるが、中国語の文字のほうが大きく、店員も全員中国人だ。日本のラーメン店を想像すると「えっ、これがラーメン?」とちょっとがっかりするかもしれない。中国では日本から上陸した日本スタイルのラーメンは「日式ラーメン」と呼ばれるが、これは中国から日本にやってきた本場の「中華式ラーメン」。似ているようで、かなり違うものだ。

 中国から上陸したラーメンといえば、同じく東京・神保町にある蘭州ラーメンの店『馬子禄 牛肉面』(マーズルー ニウローミエン)が有名だが、こちらは中国で修業した日本人が日本で開いた店。こちらも中国人にも人気だが、高田馬場に比べると、少し洗練されている感じがする。

『蘭州牛肉麺 牛大碗』
早稲田駅に近づいたところにある『蘭州牛肉麺 牛大碗』

 早稲田駅に近づいたところにあるのが『蘭州牛肉麺 牛大碗』(ランジョーニウローミエン ニウダーワン)。『馬子禄』とちょっと似ているが、こちらのほうがもっとローカルな雰囲気が漂う。ラーメンメニューはたった2種類。牛肉ラーメンが890円で香辣ラーメンが950円とちょっと高めだ。ほかに「たたきキュウリ」などの軽食もあったが、一人でさっとラーメンだけ食べて立つような店だ。