ニューヨーク市のジョン・F・ケネディ国際空港の運営会社が4日、改修計画の詳細を初めて明かした。新たな費用は130億ドルに拡大した。ケネディ空港を運営するニューヨーク・ニュージャージー港湾公社のリック・コットン代表が同日、マンハッタンで行われた朝食会で企業経営者らに改修計画と費用を明らかにした。工事は2020年に開始、2025年に完了する予定。費用のうち10億ドルは港湾公社が負担する。残りの120億ドルは民間から調達する。ケネディ空港は毎年、旅客数の伸びの記録を書き換えており、今年は6000万人、2035年には8000万人に達するとみられている。しかし、同空港は6つのターミナルが別々の運営業者または航空会社によって運営されているため、ターミナルが変わる乗り継ぎでは毎回、預け入れ荷物を受け取る必要があるなど旅行者に不評だった。
米ケネディ空港の改修費用、130億ドルに拡大
2025年に完成予定
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