彼氏の浪費でマイルド貧困カップル
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格差や貧困問題の是正が放置されているうちに、「アンダークラス(パート主婦を除く非正規労働者)」が900万人を突破、日本は「階級社会」への道を突き進んでいる。中でも「中間階級」が崩壊、新たな貧困層が生まれてきた。それは、どん底一歩手前の「マイルド貧困」とも呼べる新たな階級だ。そこでDOL特集「『マイルド貧困』の絶望」第10回は、お金があれば使ってしまう彼氏と、節約を促す彼女というカップルを追った。(ライター 横山 薫)

彼女は心を入れ替えて
質素な節約生活に励む

「30歳までに結婚したいけど、お金があるとすぐ使っちゃう人で、本当にこの人でいいのかな」

 そう不安を吐露するのは、結婚を見据えた彼氏がいるものの、彼氏の金銭感覚に不満を持つ大宮美樹さん(仮名・28歳)だ。大宮さんは都内の電機メーカーで普通のOLとして働いている。

「月収は24万円ほどで、手取りは19万円ほどですね。以前は都心部の狭いマンションで一人暮らしをしていました。収入の範囲内でやり繰りはできましたが、気にしないで使っていたらお金は貯まらない状況でしたね」