ブレット・カバノー氏の連邦最高裁判事指名承認をめぐる米上院の公聴会は、共和党支持者の中間選挙への意欲をかき立てた。例えば7月22日のNPR/PBSニュースアワー/マリスト大学の世論調査では、今秋の中間選挙の意義について「極めて重要」だとした回答は、民主党支持者では78%だったのに対し、共和党支持者ではわずか68%だった。しかし、10月の同じ世論調査では、「極めて重要」との回答比率は民主党支持者が82%、共和党支持者が80%となり、民主党の優位性がほぼ失われたのだ。他の世論調査でも同様の変化が見られる。9月12日のクイニピアック大学の調査では、下院議員選挙での民主党支持との回答が共和党支持の回答を52%対38%で上回った。それが10月2日の同じ調査では、民主党支持が49%、共和党支持が42%となり、その差が半分に縮まった。
中間選挙、共和党の反転攻勢
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