中国政府は26日、トランプ米政権が台湾への大規模な武器売却を承認したことへの報復措置として、米国の防衛企業20社とその幹部ら10人に制裁を科した。対象となったのはノースロップ・グラマン、セントルイスに拠点を置くボーイングの防衛部門、軍事テクノロジーを手掛ける新興企業アンドゥリル・インダストリーズの創業者パーマー・ラッキー氏ら。ラッキー氏は制裁対象となった企業3社を所有しており、同氏やアンドゥリルにとって、中国との潜在的紛争に対する備えが事業の主な焦点となっていた。