米飲料大手コカ・コーラのジェームズ・クインシー最高経営責任者(CEO)は、常用的な消費の安全性が確認されるとともに、合法化されるまではマリフアナ(大麻)抽出成分を商品に使用することはないとの考えを示した。同社は大麻から抽出される「カンナビジオール(CBD)」を配合した商品の可能性について検討している。CBDは痛みを緩和する作用があるとされ、高揚感をもたすことはない。オイルや化粧品など、小規模な会社が製造するCBD関連商品は、米国内ではネットを通じて広く販売されているが、連邦法はCBDに関して明確に定めていない。クインシー氏は、2018年の農業法案が成立すれば、CBD商品が合法化される可能性があると述べた。
コカ・コーラ、大麻の配合は急がず
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