現在の強気相場に入って9年と7カ月と4週間が過ぎ、一部の投資家は弱気相場が近いのかどうかと考えている。2009年に強気相場が始まって以来、S&P500種株価指数は305%上昇している。株価上昇をけん引してきたのは堅調な企業利益だ。投資家も、そうした利益に対して高めのプレミアムを惜しまなかった。それは株価収益率(PER)の上昇に表れている。相場の転換点は1つの指標だけでは予想できない。アナリストや投資家は次の弱気相場(通常は直近のピークから20%の下落とされる)が迫っているかどうかを見極めるため、6つの指標に注目している。私たちは既に弱気相場への途上にあるのかもしれない。S&P500指数は9月20日につけた過去最高値を6.57%下回っている。
米弱気相場いつ? 6つのチャートで予想
強気相場の終わりは近いのか
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