のインクも乾かないうちに、首都ワシントンはある話題で持ち切りになった。「次の司法長官はロバート・モラー特別検察官を解任するのか」まず言っておきたいのは、セッションズ氏にはドナルド・トランプ大統領に人前で恥をかかされるいわれはないということだ。アラバマ州選出の上院議員だったセッションズ氏は、ワシントンでいち早く大統領候補のトランプ氏を支持していた。トランプ氏は上司への忠誠を求めるが部下には敬意を払わない。トランプ氏は、セッションズ氏がモラー氏のロシア疑惑捜査への関与を忌避したことを決して許さなかった。セッションズ氏の忌避は司法長官としてのリーダーシップを傷つけ、連邦捜査局(FBI)の監督が難しくなったとするトランプ氏の指摘は確かに的を射ている。
セッションズ司法長官の後任に望むこと
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