妻から身に覚えのない「不倫」を疑われたら、夫はどうすべきか…
妻から身に覚えのない「不倫」を疑われたら、夫はどうすべきか…(写真はイメージです)Photo:PIXTA

「あなた不倫してるんじゃないの?」……ドキッとする質問である。本当に不倫をしているのであれば、「ごまかす」「白状する」の二択になるが、不倫の事実がなかったとしたらどうすればいいのだろう。逆ギレが逆効果であることは言うまでもない。潔白なのに不倫を疑われた夫たちに、その後の経過を聞いてみた。(取材・文/フリーライター 武藤弘樹)

身に覚えなしの疑惑
どうかわすのが正解か?

 知り合いに「空に浮かんでいる雲を消すことができる」と豪語する人物がいる。彼が「消す」と宣言した雲をしばらく眺めていると確かに消えていくようにも思えて、同時に彼が消しているというより自然にその雲の形が変わっているだけのようにも思えるのだが、したり顔の彼に言わせれば雲を消すコツは「雲が消えているところを鮮明にイメージする」であるらしい。

 もし本当に彼の力で雲が消えているのだとしたら人間の想像力とはすさまじいものであるのだが、その想像力が悪い方向に傾くこともある。

 火のない所に煙は立たない、ことばかりではない。かくもたくましい人の想像力は、火のない所に煙を立てることすらたやすくする。疑心暗鬼になると火種が見つからずともそこかしこに煙を想定することができるようになってしまう。

 どれだけ仲のいい夫婦でも結婚生活は長いもので、まったく問題がなく推移していくことはほぼないと考えていい。そうした夫婦間の問題の中には「身に覚えがないにもかかわらず不倫の疑いをかけられた」というものがある。

 あなたにも身に覚えはないだろうか。今回は疑惑の夫たちがいかにしてその局面を乗り越えたかについて紹介したい。