米ロサンゼルス郊外のバーで銃撃事件を起こしたとされるイアン・デービッド・ロング容疑者(28)は、元海兵隊員で、アフガニスタンに従軍した経験がある。米軍記録によると機関銃手を務め、伍長になっていた。カリフォルニア州サウザンドオークス市にあるカントリー音楽のバーで7日夜、男が銃を乱射し、12人が死亡した。法執行当局によると同容疑者の遺体も現場で発見された。銃で自殺したとみられる。同容疑者はこの町で母親と暮らしていた。今年、警察が自宅に駆けつけたことがある。近隣住民によると、同容疑者は家の中に立てこもった。家具が放り出され、一発の銃弾が壁を貫通したという。その際、道路が封鎖され、警察は何時間もかけてロング容疑者の説得にあたった。