株式・債券・通貨・コモディティ(商品)市場がそろって乱高下する中、これまでそれ以上に変動の激しかった仮想通貨がここに来て静けさを保っている。  ビットコインは過去数週間、概ね6500ドル(約74万円)前後で推移。昨年の熱狂的な急騰、そして今年に入っての急落からは、打って変わったような静けさだ。仮想通貨を支持する人々は、変動が抑えられている現在の状況が寄与し、決済手段としての仮想通貨の役割が高まることを期待している。  10月1日以降、ビットコインが2%以上の変動を記録したのは3日のみ。