1億人以上が見るNetflix
アニメやドラマで覇権を狙う

 世界中で最も会員数が多いネット配信サービスといえばNetflixだ。2018年第2四半期(4~6月)の決算によれば、前年同期比25%増の1億3014万人が加入している。

 こちらも、カスタマーセンターに放送作品数を尋ねたところ、「弊社でも把握し切れていないため答えられないが、数千本」という回答だった。

 月額800円から利用できるNetflixの特徴は、なんと言ってもオリジナル作品の質の高さだ。2018年にはコンテンツ投資額を80億ドルにすると発表し、他社をしのぐ高品質の独自コンテンツで加入者を取り込む算段である。

 その最たる例が、巨匠デビット・フィンチャー監督と名優ケビン・スペイシーが参加した、Netflixオリジナルドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」。この作品は、プライムタイム・エミー賞の3部門(監督、脚本、キャスティング賞)を受賞した。

 ドラマ部門で受賞による効果が大きいと見込んだのか、アカデミー賞獲得にも乗り出している。最近は映画館買収の動きも報道されている。

 日本においては、特にアニメ制作に注力し、すでにアニメ制作会社50社と提携、20作品をオリジナルで製作中だという。アニメの需要は約9割が海外とのことで、ビッグデータを元にした分析で会員のニーズに最大限応えている。