MBAホルダーは会社では使えない!?
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MBAとは、日本では経営学修士号と呼ばれ、1970年代から主にマネジメントを学ぶ場として社会人5年目ぐらいの米国のビジネスパーソンを中心に人気を博した資格の1つ。しかし昨今、「MBAを持っていても、使えないやつらが多い」といった「MBA懐疑論」が噴出している。果たして、MBAは使えない“勲章”なのか。マサチューセッツ大学MBAにて教鞭に立っている グローバルアップライズコンサルティングの齋藤浩史社長に寄稿してもらった。

昨今、噴出してきた
「MBA懐疑論」

 昨今「MBAは本当に価値のあるものか」という“MBA懐疑論”が出てきています。おそらく、これら意見の根っこにあるのは「MBAがビジネス化してしまい、誰もが簡単に取得できるため、もはや差別化できる資格ではなくなったのではないか」という仮説から生まれたものと考えられます。

 また、MBAを取得して入社したのに、うまく生かせない例が発生することで、「頭でっかちのMBA理論は実務で通用しない」と印象づけてしまったのかもしれません。

 果たして、MBAは使い勝手の悪いただの“勲章”と化してしまったのでしょうか。