ソーシャルネットワーク(SNS)は正念場に差しかかっており、運営企業の幹部はトラブルの原因を察知して未然に防ぐ方法を見いだす必要がある――。インスタグラムの共同創業者ケビン・シストロム氏は13日、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)主催のハイテク会議「Dライブ」でそう語った。インスタグラムやフェイスブックなどのサービスは過去8年間に空前のユーザー基盤を構築した。インスタグラムのユーザー数は今や10億人を超え、フェイスブックの月間アクティブユーザー数(MAU)は20億人を突破した。「その広がりはとてつもなく、もはや物理学の法則が通じないと思えるほどだ」とシストロム氏は語った。「この規模に達したことは何を意味するのか」