自己流にアレンジする楽しさも
――和田手帳の独自の使い方を工夫されている方がいれば教えて頂けますか?
田代 私は巻頭の計画表を自分なりの方法で活用しています。もとは営業成績などを管理するための計画表ですが、私はブログの更新予定と結果を記録しています。ユーザーによっていろんな使い方ができる便利なページですよね。
一同 素晴らしいアイデア! ダイエットの記録などにも活用できそうですね。
和田 この計画表は私が営業時代に成績管理のため利用していたものを再現したんです。目標、結果、会った人数(プレゼン数)という3つの数字を書いて、契約が取れたら赤、取れなければ黒という風に色分けして、ひと目でわかるようにしていました。
和田手帳は営業職以外の方にも多く使って頂いているので、皆さんの仕事やライフスタイルに合わせて独自にアレンジして楽しんでほしいですね。
渡部 ちなみに、田代さんの手帳カバーはオリジナルですか? 気になっちゃいまして(笑)。
田代 はい、革製のカバーをオーダーメイドで作ってもらいました。これって、和田手帳が定番化されているからできることですよね。
毎年シーズンになると、雨後のタケノコのように色々な手帳が出ます。でも、いいなと思っても翌年にはなくなってしまうことも多い。長く続く手帳って本当に少ないんです。和田手帳は14年も出続けているという実績があってヘビーユーザーも多い。今後も続くだろうなと思ってオリジナルカバーを作ったんです。カバーは何年でも使えるので、オーダーメイド代の1万円は安いと思っています。
和田 皆さん本当にありがとうございます。サイズ感や使いやすさが、長く愛用して頂ける秘訣なのだと改めて感じました。考えてみれば、たとえ私のファンの方でも、使いにくければ続かないですよね。やはり手帳自体が魅力的であることが最も大切だと思います。
(後編に続く)