今年で14年目となる『和田裕美の営業手帳 2019』(以下、和田手帳)。「スマホによる手帳離れ」など意に介さず、「和田手帳でないとダメなんです」という熱烈なファンは少なくありません。そこで今回、愛用者3名をお招きし、和田裕美さんを交えての座談会を実施しました。御三方は和田手帳の何を気に入ってくれているのでしょうか。使い心地やデザイン性、他商品との違いまで、生の声をうかがいました。(構成:両角晴香/撮影:橋本千尋)

和田手帳は、読む手帳。
やる気を起こすエッセンスがいっぱい

和田裕美(わだ・ひろみ)
京都生まれ。作家、(株)HIROWA代表、京都光華女子大学キャリア形成学科客員教授
営業力・コミュニケーション力・モチベーションアップのための講演・コンサルティングを国内外で展開。累計220万部超の著書に『世界No.2セールスウーマンの「売れる営業」に変わる本』『幸せをつかむ! 時間の使い方』『人づきあいのレッスン』『「やる気」が出るコツ、続くコツ』『何もなかったわたしがイチから身につけた稼げる技術』『和田裕美の営業手帳』(以上、ダイヤモンド社)等多数。外資系教育会社でのフルコミッション営業時代、世界第2位の成績を残し、その後、女性初の最年少支社長となった実績がある。
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・Twitter:@wadahiromi
和田裕美ブログ

――まずは、和田手帳の魅力について、実際に使われている皆さんが実感されていることからお聞かせください。

河野和恵(以下、河野) 以前は、別の手帳を使っていて、予定が決まれば手帳に書くというシンプルな使い方をしていました。和田手帳に出会って感じたのは、それまでの手帳と、特性が違うなと。「読んでる」感覚がすごくあるんです。どういうことかと言うと、週ごとに読める「WEEKの言葉」や月間スケジュールに添えられた「月の言葉」、手帳の後半にある「陽転思考十ヶ条」「元気が出る言葉集」などはすべて読み物で、和田手帳にはやる気を出させてくれるエッセンスがたくさん詰まっているんです。
 手帳を開くたびに、それらが目に飛び込んでくるので、落ち込んでいても「今週も頑張ろう」と気持ちが切り替えられます。和田さんの言葉の力を感じて、同僚や後輩にもシェアしています。

和田裕美(以下、和田) ありがとうございます。「月の言葉」や「WEEKの言葉」は毎年書き下ろしているんですよ。

渡部妙子(以下、渡部) 私も以前は、別の手帳を使っていました。河野さんと同じように予定を書くことに終始し、メモや気づきなどは別のノートに書き散らすものだから、まとまりがないのが悩みでした。和田手帳を使い始めてからは、すべてを一本化することにして、さらに、和田さんが推奨されている日々の気づきや思いも手帳に書き込むようになりました。半分日記のような感じで、見られるとちょっと恥ずかしいですけど(笑)

河野和恵さん
コンサルタント
2014年、和田裕美さんのセミナーに参加したことをきっかけに和田手帳の愛用者になる。2018年6月、福岡から東京本社へ異動。がんばりどきの今、和田手帳は頼れる相棒となっている。

河野 気づきを書き留めておくのは大事ですよね。私は手帳の最後のほうにあるフリースペースに社長の年始のあいさつや和田さんのセミナーなどで心に残った言葉を書き溜めています。スキマ時間に手帳を開いて、「あのときこんなことを思っていたんだな」なんて、初心に戻ることができます。

和田 予定だけ書いている手帳は、あとで見返しても、つまらないんです。日々の気づきや、好きな本のフレーズ、映画のセリフなど、その時々で感じたものを手帳に書き留めておくことで、自分の心の動きや重要なメッセージが手帳に残り「ライフログ」になります。そうなると、手帳を捨てられなくなるんです。本棚に一冊一冊増えていって、あるとき、過去の和田手帳を読み返す。すると、ライフログがしっかり血肉化していることに気が付くはずです。グーグルカレンダーとは違う味わい方があります。

――田代さんはいかがでしょうか。

田代貴洋さん
コンテンツライター
長年、さまざまなビジネス手帳を試してきたが、どれも数ヵ月で挫折してしまう手帳難民だった。2017年、人生ではじめて1年間使い切れたのが和田手帳だった。2019年は3冊目に入る。

田代貴洋(以下、田代) 私が一番気に入ってるのは、サイズ感です。以前は、和田手帳のような縦長型 (A5判変形、高さ22cm、A4用紙を3つ折りにしてすっぽり入るサイズ)は使いづらいと思っていたんです。しかし試しに使い始めると、絶妙なサイズであるとわかりました。
 カバーの扉に公共料金の払込票や封筒などを“折らずに”入れることができますし、ポケット部分に写真やはがき、公共料金の領収書などがピッタリ収まるんです。これが本当に便利で!
 中面は、見開くと程よいワイド感がありマインドマップなども書けてしまう。これよりサイズが小さいと書きづらいし、大きいとかさばって鞄にしまいにくいんですよね。

河野 和田手帳はかさばりませんよね。私も仕事柄、いろいろな書類を持ち運ぶのでよくわかります。

渡部妙子さん
会社員
営業職だった2006年より和田手帳を愛用していたが、内勤職に異動したのがきっかけで別の手帳に切り替えた経緯あり。2017年、再び営業職にチャレンジしようと決意したタイミングで再び和田手帳を愛用するように。

渡部 鞄の中に縦にして入れると、手帳が迷子になりにくいのもいい。いつでもサッと取り出せる快適さがあります。

――使い心地のよさはもちろんですが、長く愛用するにはデザイン性も大事ですよね?

田代 和田手帳は、クラシカルなデザインですよね。ビジネスでもプライベートでも、どこで手帳を開いても恥ずかしくない佇まいがあります。
 私は風水が好きなので、店頭でスピリチュアル手帳を手に取ったことはあるんですが、文字が多くて情報過多なデザインだと、幼く見えてしまうんです。文字量とデザイン性という点で和田手帳のバランス感覚は絶妙です。

河野 私もシンプルなところが好きです。色々な言葉がちりばめられていても、他の人からは見えないささやかさがあるんです。誰にも知られず、ひっそりと読めるのが、ビジネスシーンで使いやすい理由のひとつです。
 それと、色も重要ですね。和田手帳はカバーがカラフルで、毎年色が変わるので、集めたくなるんです。2018年版はティファニーみたいなキレイなブルーでお気に入り。筆箱の色を合わせて楽しんでいます。

和田 2019年版は楽しい仕掛けでいつも以上に楽しんで頂けると思います。オレンジ版のほうを、これまでと異なり「着せ替えカバー」にしたんです。半透明カバーの下にオレンジ色のカバー紙が入っていて、このカバー紙は差し替え可能なので、手帳を自分好みの色にカスタマイズすることができます。

河野さんの手帳。手帳の最後のほうにあるフリースペースに心に残った言葉等を書き溜めている。
渡部さんの手帳。月間スケジュール表には日々の予定だけではなくさまざまなメモも書き込んでいる。