黒いキャップを反対にかぶり、トレードマークのサングラス姿でくつろぐリンゴ・スター氏(78)。おなじみのウイットは、ビートルズが1964年に初めて米国の地を踏んだ時と変わっていない。サンセット・マーキス・ホテル(ロサンゼルス)のビラで私たちが位置に着くと、「質問は20項目だね?」と聞き、「僕が君たちに10質問するよ。半分ずつ答えよう」とおどけてみせた。もちろん、スター氏の人生の中でビートルズ時代は比較的短いかもしれない。ビートルズ解散後にメンバーの中で最初に大ヒットを飛ばしたのはスター氏だった(1970年代の「It Don’t Come Easy」《明日への願い》)。その後、慈善活動をしたり、「機関車トーマス」のテレビ番組に声の出演をしたりとあらゆることに励み、1989年にオール・スター・バンドを結成した後はほぼ休みなくツアーを行っている。
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