ドナルド・トランプ米大統領は3日、顧問弁護士だったマイケル・コーエン被告について「十分かつ完全な」実刑判決を受けるべきだと指摘した。被告弁護団は数日前、2016年の米大統領選へのロシア干渉疑惑を捜査している連邦当局などに協力する代わりに減刑を求めていた。トランプ氏は3日午前、長年自身の弁護士を務めたコーエン被告について「トランプは何の関与もないと断っておくが、ひどいことをしても良いというのか。多額の借り入れやタクシー(会社への関与)など詐欺絡みのことをして、長期の実刑を受けなくて良いというのか。彼はでっちあげ話で既に自分の罪を軽くする取引を行い、妻と義父の免罪も求めた」などとツイート。「彼は嘘をついた結果として十分かつ完全な実刑に服すべきだと私は思う」と述べた。