4日の米国株式市場は主要3株価指数がそろって急落。ダウ工業株30種平均は800ドル近い下げとなった。前日は米中通商摩擦の「休戦」を好感した買いが入ったが、この日は一転して楽観的な見方が後退。経済成長ペースを巡り懸念が再燃した。  米中の通商対立が米経済の成長を下押しするとともに、すでに景気減速の兆候が出ている欧州、アジアに一段の圧力がかかるとの見方が出たもようだ。  ダウ工業株30種平均の終値は799.36ドル(3.10%)安の2万5027.07ドル。