人を動かすには「15秒で伝える」ことを心がける!
元人気DJ、さらに不動産会社でのトップ営業やベンチャー企業で取締役営業本部長を経験、そして、現在はトップ講師プロデューサーとして、延べ2万人を指導している話し方のプロが教える新刊、『相手のキャラを見きわめて15秒で伝える!』。
この著書の発売を記念して、研修などで教えているノウハウや、すぐに使えるワザをご紹介します! 営業職はもちろん、部下や上司とのコミュニケーションで悩んでいる人は必見です。
まずは自己紹介から
話の糸口を探る!
「私は話し下手で、特に初対面の人とは会話がはずまなくて…」
これは、良く言われる相談です。
話し下手の人が一番焦りを感じるのは、話題が出てこないことです。
「何を話していいか分からない、何も話題が出てこない、変な間があいてしまい気まずい…」
しかし、これは、全て無駄な心配です。
まず、話し下手な人が、相手が誰であろうと、喋ることができる話から解決していきましょう。
それは、自己紹介です。
「へー、なんだ、そんなことか」と思ったあなた!
自己紹介を侮るといけません。
その場になって初めて「えーと、私はですね…」と自己紹介の内容を考えていては、話し下手な人がうまく話せるわけがありません。
例えば1分間で自己紹介をしたとしましょう。
1分で話ができる文字数は、300字~350文字です。
だったら、最初から作って覚えておきましょう。
おススメは、30秒バージョンと1分バージョン両方作ることです。
30秒バージョンなら、名刺交換の際に簡単に自己紹介もできてしまいます。
しかし、この自己紹介はやって当たり前の前提なので、会話の際の武器にはなりません。
自己紹介が終わって、相手との会話になりました。
話し下手の地獄はここから始まります。
でも安心してください。
どんな話し下手でも相手との会話が続く武器があります。
特に自己紹介をした後は、もちろん相手だって自己紹介をします。
相手が何者かわからないまま話をしようとすると、何を糸口に会話を進めていいか分かりせん。
だから、実は自己紹介が肝になるのです。