◇3つの条件

 4つの領域で1%の人をめざすわけだが、最初の3つの条件はどの領域にも共通する、最低限の条件である。まずはこの3つをクリアしよう。そうすれば、2×2×2で8分の1の人になることができる。

 1つ目が、パチンコをしないことだ。ギャンブルといっても競馬や麻雀なら頭を使うが、パチンコには知的な側面がない。パチンコのような非生産的な時間を過ごすことはやめ、時間を主体的にマネジメントする感覚を身につけよう。

 2つ目が、ケータイゲームを電車の中で日常的にしないことだ。ケータイゲーム依存症の人は、現実逃避のために仕事や睡眠の時間を削るという、危険な時間の使い方をしている。携帯会社やゲーム会社の術中にはまるのはやめ、メディアを主体的に使いこなすことを覚えよう。

 3つ目が、本を月1冊以上読むことだ。パチンコとケータイゲームをやめて得た時間を読書に投資しよう。成熟社会においては、教養の差が競争の差別化要因になる。さらに読書によって得た情報を編集する力がつけば、豊かな教養が身につき、多様な価値観をもつ相手と深い人間関係を築くことができる。これはいい仕事をするうえで強力な武器になりえるものだ。

◆「力」を求める社長タイプ
◇「作業」でなく「仕事」をする人になれ

 ここからは、2つの軸で分けられる4つのタイプを紹介していく。まずは、「経済的価値」を重視し「権力志向」の「社長タイプ」だ。このタイプは、組織における役割としての仕事が人生の中心になっており、会社組織で出世することをめざしている。「力」を求める人たちだといえよう。この領域で1%の人になる条件のうち、要約では「会社で作業をする人でなく、仕事をする人になること」を紹介する。