トップ営業マンの意外なスランプ脱出法とは…
写真はイメージです Photo:PIXTA

営業という仕事は決して楽ではない。新人のころはなかなか結果が出ない辛い時期があり、ベテランになっても、思わぬスランプの状態に陥ってしまうことがある。そんなときは、気分も「どん底」だ。そこからどう抜け出すのか。筆者の体験を交えて解説する。(営業サポート・コンサルティング代表取締役、営業コンサルタント 菊原智明)

言葉だけが友達であり
唯一の自分の味方である

「言葉だけが友達であり、唯一の自分の味方である」――。

 かつて営業活動をしていて、心からそう思うことがあった。そう聞いて《「言葉だけが友達だ」なんてネクラで寂しい話だな》と思った方もいるだろう。

 何も小難しい精神論やマニアックな文学の話をするわけではない。ここでは“戦略的にスランプから抜け出すワザ”をご紹介する。営業活動において知っていて損はない。現時点で、営業活動が順調な方もそうでない方もこの先の話をぜひ聞いてほしい。

 かつて私はハウスメーカーの営業マンとして入社したものの、鳴かず飛ばずのダメ営業マン時代が長く続いた。「クビ寸前」の状態でなんとか生き延びてきた。

 本当に紙一重であり、一歩間違えば間違いなくクビになっていただろう。これがどれほど精神衛生上よくないかは営業職を一度でもやったことがある方ならご理解いただけるはずだ。

 どの営業職も楽ではない。

 その中でも住宅営業がキツイのは契約が取れない“ゼロ月”が長いということ。3ヵ月ゼロは当たり前。ときには半年、7ヵ月、8ヵ月と契約が取れない月が続くこともある。ドツボにはまった感じになり、何もかもうまくいかなくなる。