ドナルド・トランプ米大統領の元顧問弁護士のマイケル・コーエン被告は14日放送されたテレビ番組のインタビューで、不倫関係を暴露した2人に口止め料を支払うようトランプ氏自身が指示したと語った。ABCの「グッドモーニング・アメリカ」のインタビューで語った。コーエン被告がメディアの取材に応じたのは、12日に禁錮3年の実刑判決を受けてから初めて。コーエン被告は「(トランプ氏の一族が経営する)トランプ・オーガニゼーションでは、トランプ氏を通さずに行うことなど何もない」とし、「(トランプ氏が)私に支払いを指示した。これらの問題に関わるよう指示した」と語った。コーエン被告はトランプ・オーガニゼーションの幹部からトランプ氏の顧問弁護士に転じた。