ソフトバンクグループ(SBG)は会員制中古車レンタルアプリの米新興企業フェア・ファイナンシャル(カリフォルニア州サンタモニカ)に出資する計画だ。フェアは3億8500万ドル(約430億円)の調達を目指しており、SBGが資金調達ラウンドを主導する。SBGは個人の移動手段を改革するような企業に相次いで投資している。ある関係者によれば、出資条件に基づくフェアの企業価値は10億ドル超。フェアは中古車をディーラーから買い上げ、アプリを介して会員に貸し出す中古車レンタルサービス。利用者は5日前に通知すれば、いつでも車を返すことができる。同社は相乗りなどのモビリティサービスが普及するのに伴い、消費者がリースやローンなど車の所有に伴うわずらわしい手続きを避け、好みの車を利用するようになるとみている。
ソフトバンク、中古車レンタルアプリの米新興企業に出資
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