ドナルド・トランプ米大統領が2年前に就任して以来、時に対立するメディアとの関係は政権の情報発信に明らかな変化をもたらしてきた。1日1回だったホワイトハウス記者会見は今では月1回程度になり、世界の首脳との電話会談は一部しか公表されず、ホワイトハウスは挑戦的な態度をとる記者の入館証を一時的にはく奪することができると主張するようになった。それでもトランプ氏は、カメラ前での予定外の発言や記者とのインタビューなどを通じてメディアに大きく取り上げられ続けており、口頭でもツイッターでも自身の報道官の役を果たしている。こうした情報発信のパターンは、トランプ氏が再選モードに入り、対立する民主党候補への挑戦に備える中でさらに強まる可能性が高いと、ホワイトハウスを観察している専門家は言う。
トランプ氏の即興発信、再選運動でも続きそう
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