米アップルは2日、昨年10-12月期(第1四半期)の売上高が従来予想を下回り、840億ドル程度になりそうだとの見方を示した。同社は一部の新興国での販売の弱さは予想していたが、「これまでの想定以上にかなり影響が大きいことが分かった」としている。粗利益率は約38%を見込む。ティム・クック最高経営責任者(CEO)は「約60日前に第1四半期の業績見通しを示した際、マクロ経済、およびアップル独自の要因の双方から影響を受けると認識していた」と述べた。これには、新型iPhone(アイフォーン)の発売時期やドル高、供給上の制約などが含まれる。これら3つの問題は総じて、第1四半期見通しを示した際の同社の想定に沿っているという。