これから冬本番の奥越
エボルーション大使、一度目の越冬
1244年、道元禅師が開山した永平寺。このあたりは、福井市から大野市へと続く越前の山間地域で奥越(おくえつ)と呼ばれ、12月中旬以降は気温が氷点下の寒さとなる。
筆者の家はそんな奥越の、えちぜん鉄道勝山永平寺線の永平寺口駅から永平寺に向かう途中にある。
まさか、この地に住居を構えるとは。しかも、新車のミニクロスオーバーが一緒にいるとは。いまから1年前にはまったく想像していなかった状況である――。
永平寺町との付き合いは、自動運転がきっかけだった(過去記事『「自動運転を町の産業に」永平寺の町の未来を見据えたチャレンジ』参照)。