――ラクサスで貸し出しているバッグの総数は3万個以上とおっしゃっていましたが、その数はユーザーから預かっている8000個も含めての数ですか。

 はい。つまり当社で保有しているのは約2万2000個ということです。しかし、借り手側からすると、借りたバッグが当社所有のものか、別の個人が所有するものかはわかりません。

――なぜ5000人ものユーザーがバッグを貸し出すのでしょうか。

 30万円ぐらいで購入したバッグでも、中古屋で売れば2万~3万円ぐらいでしか引き取ってもらえません。

 しかし、当社に預ければ、最大で年間2万4000円の収入が得られます。その間、バッグのメンテナンスなどは当社が行うので、ユーザーは預けて放っておけば毎月口座にお金が振り込まれる。

 某テレビ局が朝の情報番組で、当社にバッグを預けているユーザーを探して調査したところ、10万円で5個のバッグを買った人が、8ヵ月で6万円稼いだとのことでした。一年換算で9万円。つまり年利90%です。

――投資利回りが良いバッグを見極めるのが難しいのでは。

 いえ。当社のLaxusXのホームページには、「稼げるバッグ」の一覧があり、それぞれのバッグに年間収入見込み額と現在の在庫稼働率が表示されています。また、現在、何人のユーザーが各バッグを借りたくて入庫待ちしているかも表示されています。

 これらを見ながら、投資効率の良いバッグを購入して、当社に貸し出すような人も多い。不動産よりも低額でできるし、換金性も高いですから、女性に限らず、男性の投資家も少なくありません。

――いずれはユーザー所有のバッグが、御社所有のバッグの数を上回るのでしょうね。

 はい。今は当社所有が2万2000個、ユーザー所有が8000個なので、比率は約1対3ですが、19年中には逆転すると思います。