ドナルド・トランプ米大統領の元個人弁護士マイケル・コーエン氏は、2月7日に下院監視・政府改革委員会で証言する。同委員会のイライジャ・カミングス委員長(民主、メリーランド州)が10日、明らかにした。カミングス氏は、公聴会は公開で行われるとし、ロバート・モラー特別検察官が進めているロシア疑惑捜査を損なわないよう配慮すると述べた。コーエン氏は声明で、委員会からの申し出に応じたことを明らかにし、周知の出来事について「完全かつ信頼ある情報」を委員会に提供することを楽しみにしていると述べた。コーエン氏はトランプ氏の個人弁護士を10年以上にわたり務めてきたが、昨年、トランプ氏と決別。トランプ氏と性的関係を持ったとする女性への口止め料支払いに絡み、選挙資金法に違反した罪や議会に虚偽の証言を行った罪などを認めている。