米フェイスブックは17日午前、ロシアによる2つの世論工作と結び付けられるページとアカウントを削除したことを明らかにした。自社サービスの乱用防止への最新の取り組みだ。サイバーセキュリティー政策責任者のナサニエル・グライシャー氏は発表文で、交流サイトのフェイスブックとインスタグラムで合わせて約500のページとアカウントを削除したと述べた。そのどちらもロシアのデマ拡散による工作活動だとしている。うち1つはウクライナを拠点とし、ウクライナ人と称する人々のアカウントが地元ニュースを共有したもの。フェイスブックは、2018年の米中間選挙前のロシア系の活動と、この誤情報拡散キャンペーンが一部同じ技術を利用したと指摘。インターネット・リサーチ・エージェンシーというロシア政府関連組織の行動と特徴が似ているとした。
フェイスブック、ロシア関連アカウントを追加削除
有料会員限定
あなたにおすすめ