【東京】東京拘置所での勾留が9週目に入った日産自動車のカルロス・ゴーン前会長が、新たな保釈請求の条件として、保釈後も東京にとどまり、逃亡しないように足首に監視装置を付け、監視の費用を自ら支払うと申し出た。  東京地方裁判所は21日にも保釈するかどうか判断を示す。  ゴーン前会長は書面で、裁判所が定める保釈の条件はいかなるものでも尊重するとしたうえで、「法的に義務付けられているからだけではなく、自らの正当性を主張する機会を切望していることもあり、裁判には出廷する」と述べた。