米国史上最長の政府機関一部閉鎖をもたらしたにもかかわらず、ドナルド・トランプ大統領に対する米国民の支持率は、実質的にほとんど変わっていない。これは、トランプ氏の変則的な政治手法が同氏のコア支持層にいかに共感を引き起こしているかを如実に示している。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とNBCニュースによる最新の世論調査によると、トランプ氏の仕事ぶりへの支持率は43%、不支持率は54%だった。この数字は、政府閉鎖が始まる前に実施された12月の調査と同じだ。最新の調査は1月23日までの4日間に行われ、トランプ氏が国境の壁の予算要求を引っ込める2日前に終了した。壁予算要求の撤回は、議会民主党の勝利と広く受け止められている。