米中の貿易交渉再開を数日後に控える中、トランプ政権は中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)に対する刑事訴追などを発表した。米連邦検察は28日、ファーウェイが米政府による対イラン制裁措置に違反したほか、米国のビジネスパートナーから企業秘密を盗み出したなどと主張。同社が米国内でビジネス展開を試みながら、米国の法律に従わなかったとして訴追した。発表された訴追で検察は、ファーウェイの最高財務責任者(CFO)と従業員が同社のイラン事業に関して複数の大手銀行と米政府を長年にわたり欺き続けたと指摘。ファーウェイと関連企業2社が銀行詐欺、米政府による制裁措置違反、そして大陪審捜査に関連した司法妨害を試みたとした。
米連邦検察、ファーウェイの訴追を発表 対イラン制裁違反など
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